学校法人聖和学園 聖和幼稚園

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お知らせ

勤行『おおきなさかな』のはなし

2022/06/08

本日、勤行を行いました。
予定では年中組のみでしたが、和尚様に2回講話をいただき、年長・年中・年少組が参加することが出来ました(^^)
初めて勤行に参加した年少組でしたが、年長・中組のお兄さんお姉さんの姿を見ながら、しっかりとお話を聞く姿が見られていました!

和尚様の講話では、ジャータカ物語より『おおきなさかな』を読んでいただきました。

ガンジス川の近くに住む1000枚の金貨を手にした二人の兄弟は、心優しい兄と、金貨を独り占めしようと目論む弟。
弟はわざと石を入れた袋を川に落とし、「金貨の袋を川に落としてしまった!」と叫びます。
こっそり金貨の袋を自分のものにしようとした弟に対し、
「お金が落ちたのなら良かった。おまえが落ちたのなら大事になるところだった」と優しい言葉をかけた兄でした。
そんな様子をみていた川の神様は、落とした袋の中身をこっそり金貨に変えてしまっていました。
その後、川のなかで大きな魚に金貨の袋を飲み込ませ、漁師がこの魚をつり上げ、この兄弟の家に届け・・・川の神様のおかげで自分の過ちに気付き改心した弟。
その後、二人の兄弟は助け合い、仲良く暮らすことが出来ました。

兄のように優しい気持ちと、何でも前向きに考えていくことが大切であるということを教えていただいた勤行でした。

ご家庭でも話題にしていただき、お子様にもお話をきいてみてくださいね!
これからも勤行を通して、のの様の教えにふれ、考えていきたいと思います。