学校法人聖和学園 聖和幼稚園

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お知らせ

勤行 ザンジーバのまほう

2021/09/01

今日は勤行が行われました。
緊急事態宣言が発令されている事もあり、学年毎に年長、年少の2学年が勤行に参加しました。

和尚様からは『サンジーバのまほう』という、お話をいただきました。

むかし、インドのある町にサンジーバというたいそう頭が良く、勉強家の若者がいました。
サンジーバは誰に何を聞かれても答えることができ、どの国の言葉も話すことができました。
それでももっと多くのことを学びたいと思っていました。

ある日、サンジーバは不思議なおじいさんに出会います。
おじいさん動物や植物、水や風とも話すことができ、魔法も使えたのです。
サンジーバはおじいさんと暮らしながら、そのおしえをうけることになりました。

そうしてしばらくたったある日、サンジーバはひな鳥を病気で亡くした母さん鳥に出会いました。
サンジーバはおじいさんに死んだもの生き返らせる魔法を教えてもらいました。
その時、おじいさんから「面白半分につかわないこと、人に自慢するためにつかわないこと、もしそれを破ると大変なことが起きる」と話されました。

サンジーバはおじいさんに教えてもらった魔法で、死んだひな鳥を生き返らせました。
サンジーバは嬉しくて嬉しくて、この魔法を誰かに見せたくなりました。
そして、友達と道を歩いていたとき、道ばたに大きな虎が死んでいました。
サンジーバは友達に自慢するために虎を魔法で生き返らせると、そのまま生き返った虎に襲われて命を落としてしまいました。

しかし、その虎はおじいさんで、サンジーバを試していたのです。
おじいさんはサンジーバを生き返らせると、そのままサンジーバのもとから離れていってしまった。


というお話です。
約束を守ることの大切さ、思慮深く行動することの大切さを教えてもらいましたね。
ご家庭でもお子様とお話をしてみてはいかがでしょうか。