学校法人聖和学園 聖和幼稚園

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園長だより

No.4

2020/12/23

今年初の雪に子ども達は、寒さに負けず、頬や鼻を赤らめながらも元気に遊び、雪合戦や雪だるま作りを楽しんでおりました。

本日、終業式を行い2学期を無事に終了することが出来ました。これも、保護者の皆様には、日頃より園の活動にご理解ご協力いただいているお陰と感謝申し上げます。

これから、楽しいお正月がある冬休みになります。今年は、コロナでご親戚の方々と会う機会も少なくなるかもしれませんが、「元気にしっかりごあいさつ」を合い言葉に、「ご挨拶の達人になりましょう」と子ども達には伝えました。

朝と帰りに園門で皆さんを迎えていると、これまでは恥ずかしくって挨拶やタッチが出来なかったお友達が、元気にご挨拶ができるようになったり、力強いタッチをしてくれるようになったりしました。最近は、バスを降りてくる子ども達は、のの様の前を走って園庭に向うようになりました。子ども達が走って行くのは、「幼稚園の生活に慣れ、早くお着替えをしてお友達や先生と遊びたい」、「自分のめあての遊びがある」という気持ちのあらわれだと思います。ついつい「転んでしまうから、走らない」「走ると危ないよ」「歩きましょう」という言葉を掛けることが多くなります。園としても、子ども達が怪我をし、痛い思いをしてほしくないために伝えていますが、子ども達の遊びを楽しみたいワクワク感は大切にしてあげたいところです。ですが、危険な行動については、しっかりとお話していきたいと思います。

先日は、仏教保育の三仏忌の一つ、「成道会お祝い会」を年長組のみ開催しました。
お釈迦様の教えの中にある、自分の気持ちを伝えるだけではなく、相手の気持ちを受け入れ、遊びを作り上げていくことの大切さをより感じてもらうような会にしていきたいと思い、規模を縮小し年長組だけの成道会お祝い会を開催いたしました。

これまでの幼稚園の遊びや生活の中で、年長組さんは、話す、動く、描く、作る、なりきるといった表現する楽しさを経験していること。仏教の絵本を通して、お釈迦様の一生の劇をしたいと考え、自分たちで小道具やお道具を作ったり、台詞を言い合ったりしていました。幼稚園の小さなステージでのお祝い会となりましたが、子ども達の生の声がしっかり聞こえ、そして、一人一人が主役となることができたお祝い会となりました。何より、子ども達の自信に満ちあふれた表情が、のの様にしっかりと伝わったのではないかと思います。

そして、年中、年少、満3歳のお友達は、今後、日々の保育の中で経験してきたことを、何らかの形で、表現し成長した姿をお伝え出来ればと考えております。

明日から冬休みです。今年は、これまでのお正月と違い、帰省を自粛する方も多くいらっしゃるかと思いますが、どうぞ、ご家族皆様で新しい年をお迎えください。

雪あそび
餅つき会
お店やごっこ