園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 66 2019.4.20

子どもは親の背中を見て育つのです

入園式での園長の挨拶から

(前略)

トイレの訓練や偏食、お箸の持ち方などは幼稚園で身についたりできるようになるものではありません。ご家庭で取り組んでいることを幼稚園も継続して取り組んでまいります。幼稚園だけで取り組むものではないものとも思っております。

あいさつや返事もそうです。ご家庭でできないことを幼稚園だけでできても「できる」とはいえません。同じように幼稚園ではできてもご家庭でできなければ同じです。

小さなお子さんが自分で考えてできるようになるのはとても大変です。まず私たち大人が見本や手本を示し、初めは真似からでもそこから習慣となり身についていくものと思っています。

どうぞ、共にお子さんを育てていく、という気持を持っていただき、よい幼稚園生活になりますよう、よろしくお願いを申し上げます。

(後略)

実は毎年、似たようなことを入園式でお話ししています。

とはいっても、オムツが取れるまでのトイレトレーニングも幼稚園での効果も大きいので、職員がしっかりと取り組んでいますし、その他のことも幼稚園でできるようになればお家でも、と思って頑張っています。

大事なのは、幼稚園だけで取り組むのではない、ということです。「一緒に」「共に」が大事なのです。

あいさつもそうです。幼稚園でのあいさつには次の3つのパターンがあります。

  1. ①親も子もあいさつをしてくれる。
  2. ②親はあいさつするが、子はなかなかしてくれない。
  3. ③子は元気にあいさつするが、親はしてくれない。

ここで一番心配なのは③です。子は親の姿を見ているものです。せっかく元気にあいさつしているのに親がしていないのを、大きくなるにつれしっかりと見ていきます。その結果は……。

せっかく元気にあいさつできる子が、しなくなるのはとても悲しいことです。

あいさつは礼儀でもあります。あいさつをされたら「返す」ことはマナーでもあります。そのマナーもできていないことが、一番心配なことにつながります。

お家の方々、子どもはしっかり見てますよ。職員からも「あいさつをしてくれない」と聞くことがあります。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、共に頑張りましょう!!

※最後に、③のようなことは聖和幼稚園でも「0」ではないのです。でも多くの方は①です。時々②も見られます。②の場合は、親があいさつを続けているとほとんどの子があいさつをしてくれるようになります。

4月12日、年長さんの園外保育のときの薬師堂の桜