園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 58 2018.8.3

「品位」「品格」

何か、今の世の中でどっかに行ってしまったのではないのか、と思われるような表題の言葉ですが、聖和幼稚園として、現在入園されている方はもとより、これから入園を希望する方々にきちんと示していくことが必要なものだと信じております。

これらは、新しい建物、恵まれた自然環境、十分な施設設備があれば備わるものでもありません。聖和幼稚園に通っている、聖和幼稚園で働いている『矜持』のようなものが作っていくものでもあると考えています。

私が赴任して間もない頃、よくお電話で聖和幼稚園を批判する方がいらっしゃいました。その中で必ず近隣の某幼稚園の名前を出して、そこの保護者はそんなことしない、と必ず付け加えてのクレームだったのです。

口で反論することは出来ますが、そのようなクレーム電話をかける方にとって反論は火に油を注ぐようなものですから、ひたすら話をじっくり聞くようにと職員間で確認し合ってます。明らかに本園関係者に関するもので分かるときは、お手紙やメールでクレームを受ける元となるものをなくすようお願いもしております。

では、『矜持』とは何でしょうか。聖和幼稚園に通うこと、聖和幼稚園で働くことに『誇り』を持つことではないでしょうか。では『誇り』とは何でしょうか。聖和幼稚園児、保護者、職員として自信を持って通園し、保育にあたることだと思います。

保護者の方は、聖和幼稚園を選んで入園しています。入園理由こそみなそれぞれですが、聖和幼稚園が「いい」ということで入園頂いています。聖和幼稚園の教育方針が認められていることだと考えます。でもそれが誇りと直結するかと言えばどうでしょうか。誇りの一つに制服や園則、約束事などがあります。市街地にありますので、駐車場の不足はやむを得ないことですが、皆さん駐車場利用の約束を守って下さる方が大半です。自転車による送迎もメールでお願いしてからは、点字ブロックを塞いで駐輪する方が大分少なくなりました。気がついたときに方向や方法を修正できることも「誇り」であるといえます。

それが出来るのが、聖和幼稚園の園児であり、保護者であり、職員であると考えます。

そしてそれが聖和幼稚園としての目に見えない「品位」「品格」となっていくのではないでしょうか。

園の創立より65年が経過しようとしています。その間の聖和幼稚園の品位や品格をそれまで入園して下さった方、当時の職員が作り上げ、備わってきたものだと信じております。

これから幼稚園を探す方、これからお子さんが生まれる方、これから結婚をする方、まだ未成年の方々が、「聖和幼稚園に子どもを入園させたい」と思って下さるようになるためにも、現在の私たちが、聖和幼稚園の品位や品格をおとしめることのないようにしたいものです。

今年もあと2か月で新年度の園児募集がスタートとなります。

昨年度の入園説明会の会場