園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 55 2018.5.24

蔵王の峰々

私の住んでいる団地は、県民の森の端っこの方を削って造成したため、やや高台にあります。毎朝、通勤のためにその高台から下へ降りるように走るのですが、その途中、空気が澄んで見通しのいい日には遙か向こうに蔵王連峰が見えます。この時期だいぶ雪解けが進み、雪が残っているのは屏風岳と刈田岳、熊野岳の上の方だけです。その手前後烏帽子岳の中腹にあたるあたり(標高450mほど)にあるのが「宮城県蔵王自然の家」です。私はそこで3年間(通算)仕事をさせてもらいました。通勤している時は考えもしなかったのですが、今は時折蔵王の峰々を通勤中に見ると、あ~あそこまで通っていたな、と思うことがたまにあります。

25日、年長さんが親子遠足で、昨年に引き続きこの蔵王自然の家に行きます。自然の家と隣接する「蔵王野鳥の森自然観察センター(通称:ことりはうす)」で、自然体験活動に取り組みます。

にじますつかみや自然散策、ネイチャークラフト体験に取り組みます。

私も勤務していた時は利用団体がニジマスつかみをする時に、担当としてつかみ方やさばき方、食べ方について説明することがよくありました。昨年久しぶりにさばいたのですが、今年もさばくようになるのかどうか(幼稚園児のような小さいお子さんは、自分でつかまえても、さばくのは大人、つまり保護者の方にお願いすることが多いのです。)、楽しみです。

こんな体ですが、山にも登りました。南蔵王縦走もしましたし、刈田~熊野~地蔵と山形蔵王にも行きました。エコーラインから聖山平に入り、沢を渡って後烏帽子岳というコースが私が勤務した頃は人気コースで、沢の水量の下見で暗いうちに一人で沢にも行ったことがあります。(その時初めて澄川スキー場で熊に遭遇しました。) 退勤時にカモシカにも遭遇しました。自然の中での活動、特に小学生には普段出来ない体験が出来る場であると思います。ちなみに家族でも利用することが出来るので、テレビやゲームのないところで家族で一晩、虫の音やせせらぎの音を聞いて過ごすのもいいものだと思います。

長い教員生活の中のたった3年間の蔵王勤務でしたが、蔵王の山々に囲まれての仕事はとても楽しいものでした。明日は1年ぶりの蔵王を私も楽しんできたいと思っています。

昨年:「いただきます」焼けたニジマスをさあ、食べよう。