園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 46 2017.6.13

39年前 6年前

1978年6月12日 午後5時14分に発生した宮城県沖地震では、次のような被害がありました。

  • 死者28名(ブロック塀などの下敷き18名)
  • 負傷者1325人
  • 建物の全半壊7400戸
  • 停電70万戸
  • 断水7000戸

当時私は、まだ学生で就職試験勉強に明け暮れていた(?)頃です。その時間まだ大学にいましたが、青葉山は地盤が固かったのか,そんなにひどい揺れとは思わず、「東北大で火が出ている」という声に5階建ての屋上のへりに座りながら、東北大の方を眺めていました。もしその時に大きな余震が来ていたら……と後で思うと恐ろしい限りでした。

やはり、まだ危機意識もなく、大きな自信を経験したこともなく、そんな行動をとっていたんだと思います。

その後大きな地震は何度も起きていましたが、自分が直接被害を受けることはなく過ごしていました。教員になり、「避難訓練」に取り組み、少しずつ疑問をもち、実際にどう動けるかなどを考えるようになりました。これまでの避難訓練ではまだ不十分、こうした方がと考えていた中、東日本大震災が起きました。多くの学校では無事避難できました。地震後に学校で火災が起きなかったのも大きかったと思います。

地震や火災では,避難通路もガラスの破片や落下物で危険です。そこを訓練のようには歩けませんし,通れないかもしれません。先生方は先頭に立って誘導しますが、もし煙が満ち,視界が悪いと後ろを歩く子が前の子から離れてしまうことも考えられます。

多くの想定をしながら、かつ東日本大震災などを参考に、危機意識を持ちながら訓練することが大切だと,今改めて思っています。

記憶や関心が薄れつつある,といわれていますが、「また起きるかもしれない」と訓練に取り組んでいきたいものです。

6月9日の避難訓練
避難後、副園長さんの話を聞く子どもたち