園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 36 2016.8.4

オリンピック

いよいよリオデジャネイロオリンピックが始まります。

始まるまでにいろいろな事があったオリンピックではないかなと思います。ロシアの参加問題、閉会式に出席してオリンピック旗を引き継ぐ東京都知事の問題、選手村の問題、リオデジャネイロの治安の問題、などなどいろいろな不安を持ちつつ始まるオリンピックですね。

4年後には東京オリンピックが行われます。日本ではこれも話題が重なり豊富になっています。リオのような心配をしないで済む2020年夏としていただき、ゆっくりテレビ桟敷で観戦したいと願っています。

初めてオリンピックに関心を持ったのは、もちろん1964年の東京オリンピックです。当時小学校4年生でした。夢中になって見たテレビはもちろん白黒。『夕焼けの詩 三丁目の夕日』の鈴木一平君より年下ではありますが、昭和30年代を楽しく過ごした一人です。

記憶に残っているのは、マラソンです。私の過ごしていた町出身の円谷幸吉選手が出場します。当時最強のランナーといわれていたのが「アベベ」選手です。前回のローマオリンピックでは裸足で走ったと聞いていたので、テレビを見ながらいつ裸足になるのかと、興味津々でした。

後半、それも国立競技場に帰ってくるまで2位を保っていた円谷選手でしたが、競技場内でイギリスの「ヒートリー」選手に抜かれてしまい、残念ながら3位でした。でも陸上競技で日本唯一のメダル獲得にテレビの前では大騒ぎをしていました。

そんな円谷選手が、真っ赤なブレザーで銅メダルを胸に下げて私の小学校にきたときは全校生がまたまた大騒ぎでした。講堂で話を聞いたのですが、内容はもちろん……忘れました。

そんな円谷選手がメキシコ五輪を前に自ら命を絶ったことは大変ショックでした。

勝利絶対主義からくるドーピング問題も、期待とメダルへの重圧から来る部分も大きいと思いますが、日頃の練習の成果を発揮して活躍する姿に勝敗をかぶせることなく、見ていきたいと思っています。オリンピックを見ながら、ルールやら何やらいろいろお子さんに話して聞かせて下さると、お子さんも2020年に向けて興味・関心が増していくのではと思います。

※ 園長だより35号(前号)で文中「まちがっても……」は『相田みつお』さんによるものです。HPにアップをするための作業中に別の文章が入ってしまったようです。お詫びして訂正いたします。また「過ちては改むるに憚ること勿れ」が重複していましたので、一つ削除してお読み下さい。

私の故郷では今も円谷選手の活躍を記念するマラソン大会が開かれています。

写真:「円谷幸吉メモリアルマラソン大会」公式Webサイトより