園長だより『こんにちは!園長で〜す』

No. 28 2016.3.8

巣立ち

よく、卒業を「巣立ち」と言い換えることがあります。「巣立ち」の意味を辞書で調べてみると、

  1. ひなが巣立つこと。巣離れ。
  2. 子が成人して親元を離れること。また、学校を卒業して社会に出ていくこと。

とあります。昔は多くが中学校や高校で社会に出ることが多かったこともあり、使われることが多かったともいえます。そう考えると、幼稚園の卒園はまだまだ「巣立ち」にはならないのかもしれません。しかし、幼稚園という初めて体験した集団の場から、「小学校」という新しい場に進むということは子どもたちにとっては大きな出来事です。私たち大人が思う以上に、子どもたちは期待と喜びと共に自分では意識していない不安を持っているのかもしれません。

小学校では、これまでなかった「チャイム」や「時間」で行動することが求められるようになります。

小学校では、これまで親が送ったり迎えに行っていた登降園が、自分一人(または子どもたちだけ)だけでの、かつ歩いての登下校になります。

小学校では、清掃の時間が入ってきたり、給食の配膳も自分たちでしたり、宿題が出されたりします。

幼稚園より、より自立が求められてきますので、ある意味幼稚園生活からの巣立ちともいえるのではないでしょうか。でもだからといって、子どもだけでは、新しい小学校生活に慣れていくことはそんなに簡単ではありません。やはり、親をはじめ、周りの大人の導き、手助け、アドバイス、示範(実際にやってみせる)が大事となります。

「時間の感覚」「道路の歩き方(交通安全のためにルールを守ることも含めて)」「家での配膳のお手伝い」「通学路を入学前に実際に歩いてみる(危険箇所の確認も含めて)」「家での本読みの習慣づけ」「お箸の持ち方(正しい鉛筆の持ち方にもつながります)」など、いままでやってきていただいていることを卒園後から入学までの間にもう一度確認をしてみてはどうでしょうか。

晴れの卒園、年長さんたちが小学一年生として、元気に小学校に通う姿を想像しつつ、『聖和幼稚園からの巣立ち』を祝い、喜びたいと思います。

ガンバレ、年長さんたち!!

スペシャルメニューでの昼食会
スペシャルメニューでの昼食会

お別れお店屋さんごっこの後のスペシャルメニューでの昼食会